阪神タイガース期待の若手大砲、前川右京選手。
彼には深い絆で結ばれた兄がいます。
兄の名前は夏輝さん。
前川選手と夏輝さんの深い絆が感じられるエピソードを紹介しますのでぜひ最後までご覧下さい。
前川右京選手の兄は夏輝さん
阪神タイガース前川右京選手の兄は2歳年上の前川夏輝さんです。
経歴
2001年6月27日、三重県津市生まれ
白塚小学校4年から『白塚バファローズ』でソフトボールを始める。
一身田中学では『津田ボーイズ』に所属。
高校は三重の強豪津田学園
1年夏から3塁手として甲子園出場。
3年生の時は4番打者として春夏連続でチームを甲子園出場へ導きました。
高校通算21本塁打のスラッガーとして活躍しました。
3年生の時には兄弟揃って甲子園に出場しましたが、対決は叶いませんでした。
その時甲子園で一緒に撮影した写真は夏輝さんの財布に入って大切に保管しているそうです。
高校卒業後
高校卒業後はJR西日本に入社しましたが、20歳で引退しました。
夏輝さんは引退後は前川選手を全力で応援することに切り替えたそうです。
幼少期の前川選手と夏輝さんのエピソード
前川選手と夏輝さんは幼少期から些細なことで大喧嘩を繰り返していました。
前川選手が『警察呼ぶぞ!』と叫べば、夏輝さんも『呼んでみろや!』と応戦していたそうです。
前川選手も当時から負けん気が強く
野球だけはお兄ちゃんに絶対負けへんからな!
とよく言っていたそうです。
夏輝さんも幼少期から前川選手の野球の才能は高く評価していたそうです。
小学校の頃からプロに行けると思っていた。
野球の技術は抜群だったし、熱意もすごかった。
家に帰っても、これでもかっていうぐらいバットを振って体を鍛えて、すごい努力をしているのを見てきました。
引用:サンスポ
とインタビューで前川選手のことをお話しされていました。
前川選手の高校時代
高校進学時に夏輝さんがかけた言葉
前川選手は中学校では、「津ボーイズ」でプレーし、ボーイズ三重県選抜にも選出されたます。
中学3年時には、中日本選抜に選ばれて、日本一にも輝きました。
個人としても、最優秀選手賞を受賞し、将来を嘱望された選手でした。
しかし、前川選手が智弁学園入りが決まっていた中学3年生の夏、
そんな体じゃ通用しやん。その意識やったら奈良に死にに行くようなもんやぞ。
地元を出るんやったらレギュラー取って有名な選手になれよ。
引用:スポーツ報知
夏樹さんのこの言葉で前川選手の負けず嫌いな性格に火がつきました。
体重を20キロ増量させ、実家の畳が擦り切れるほど夜中12時まで素振りをするようになった。
この努力が甲子園やプロで活躍できる体づくりのきっかけになりました。
前川選手は智弁学園入学直後から当確を表し、1年夏から甲子園出場を果たしました!
2021年夏の甲子園決勝
2021年夏の甲子園、前川選手率いる智弁学園は決勝まで勝ち進みました。
夏の甲子園決勝前日、夏輝さんは前川選手にこんな言葉を送ったそうです。
無いても笑っても最後の勝負、楽しめよ!
智弁学園は惜しくも決勝で敗れ、準優勝に終わりました。
右京のすごいところは勝負強くて、一度決めたらやり通すところ。
落ち着いたら、ご褒美に美味しいお肉でも食べに連れていきたいですね。
引用:スポーツ報知
夏輝さんは甲子園終了後、スポーツ報知でこのように前川選手のことを語っていました。
本当に兄弟の深い絆が感じられる言葉ですね。
プロ入り後
ドラフト指名直後
2021年ドラフト会議、前川選手は阪神タイガースから4位指名を受け、見事プロ野球選手となりました。
ファンの方に楽しんでもらえたらいい。
純粋に白球を追いかけてほしい。
甘い世界ではないが、野球を楽しむということを頭の片隅に置いといてほしい。
引用:サンスポ、一部省略
夏輝さんにとっても前川選手がプロ野球選手になったことは本当に嬉しかったことでしょう。
前川選手がプロ初ヒットを放った直後
2023年6月6日、前川選手は楽天戦でプロ初ヒットを放ちました。
前川選手のプロ初ヒットの際、夏輝さんは
右京、プロ初ヒットおめでとう!
なかなか1軍に上がることができず苦しかったと思うけど、僕たち家族はいつも前向きな姿を見て安心していました。
とメッセージを送っていました。
前川選手は怪我に悩まされることも多く、初ヒットは夏輝さんにとっても格別だったことでしょう。
前川右京選手のプロ初のお立ち台は兄の誕生日
2023年6月27日、前川選手はプロ初のお立ち台に上がりました。
なんとその日は夏輝さんの22歳の誕生日だったのです。
今日はお兄ちゃんが誕生日だったのでいつも支えてくれているお兄ちゃんにいい1日になったと思います。
引用:スポーツ報知
最高の誕生日プレゼントですよね。
前川選手のプロ初本塁打
2024年5月31日、前川選手はロッテ戦で念願のプロ初本塁打を放ちました!
打った瞬間は思わず「うぉー!」と声が出ました。
自分のこと以上に嬉しいです。
引用:スポニチアネックス、一部抜粋
夏輝さんも興奮を抑えられなかったようです。
本当に喜んでくれているのが伝わってきますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
とても心温まる前川選手と兄夏輝さんの2人の深い絆が感じられるエピソードの数々ですね。
- 幼少期は喧嘩を繰り返していた兄弟
- 今では夏輝さんが前川選手の一番の理解者であり、一番のファン
これからも前川右京選手の更なる活躍を応援していきましょう!